「ライバルはディズニーランド!ー笑顔を耕す農園の挑戦ー」~鈴木先生~

「ライバルはディズニーランド!ー笑顔を耕す農園の挑戦ー」~鈴木先生~

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12月4日(水)

本校特任講師である京丸園株式会社(静岡県浜松市)の代表取締役である鈴木厚志先生が、特別講義をしてくださいました。演題は「ライバルはディズニーランド!-笑顔を耕す農園の挑戦ー」。

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京丸園さんでは、「ユニバーサル農業」への取り組みを続けています。農業と福祉の融合により農業を変革し、強い農業形態を作り出し、業績も伸ばすことに成功されています。鈴木先生は、福祉を農業に取り入れることになったきっかけから、お話くださいました。

家族経営だった京丸園さんでは、毎年1人障害のある方を雇用されるようになり、25年経った現在では100人(内、障害のある方は25名)の方が働く大規模農園へと成長されたそうです。「障害のある方は、働けない」というのは固定概念であり、「何ができるか」を考えるようになったことで、農業そのものにも大きな変革をもたらすことができたそうです。

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最初は、障害のある方を1週間という期限を設けて雇用。その中で大きな変化が起こったそうです。障害のある方と働くことで、パートさんたちは彼らをサポートしてくれるようになり、その結果、職場の雰囲気が良くなり作業効率も上がった。これは予想もしていなかったこと。このことがきっかけで、鈴木先生の「農業はチーム戦。規模が小さくても良い組織が作れるのではないか」という新たな挑戦が始まり、それ以来、毎年1人ずつ障害のある方を雇用し続けているそうです。

福祉との融合により、「できない人がどうやったらできるか」を考えるようになり、誰がやっても精度が同じになる「作業の標準化」を達成させることができました。この結果、「農業分野では、女性や高齢者などの多様な人が働きやすい環境を作ることができることが分かり、農業を地域の福祉を担う必要な場へと変革させることができる」また、「一人でも多くの人が農業分野で働けるように、この取り組みを広げていきたい」と鈴木先生はお話くださいました。

「外食するよりも、ディズニーランドに行きたい」とお子さんから言われたことをきっかけに、『「食」という分野がディズニーランドよりも興味をもってもらえるようにしたい!』というのが鈴木先生の大きな挑戦となったそうです。

そしてその結果、現在、京丸園さんの農場には、年間700人もの農業関係者や福祉関係、企業の方々が、5,000円を支払って農場見学にいらっしゃるそうです。

 

インターンシップで京丸園さんに受け入れをしてもらった学生が2名います。インターンシップ中にもたくさん勉強させていただきました。ありがとうございました。学生たちにも、新しい視点をもって農業分野で活躍していってほしいと思います。

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