卒業生の特別講義

卒業生の特別講義

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1月30日(木)、2005年に本校を卒業された、MさんとTさんが来校されました。先生方と旧交を温めたり、校舎や農場の見学をされ、午後からは、本校の学生達に特別講義をして下さいました。Mさんは今春からJICAの職員として勤務される方で、国際協力の専門家。Tさんは首都圏で農場を営んでいるという、本校にとって、最高の組み合わせの卒業生です。

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特別講義では、最初にM さんが話されました。Mさんは本校在学中に青年海外協力隊に応募し合格。卒業後、訓練期間を経て、野菜栽培の隊員として、ニジェールに派遣されました。派遣期間中は自身の職種である野菜栽培の技術普及も行いましたが、それ以外にも、果樹の苗木作り、植林、現地の女性の生活向上を狙った改良かまどの普及等、様々な活動を実施されたとのことでした。このように幅広い活動ができたもの、本学で学んだことが役立ったとも語っていました。

青年海外協力隊の任期終了後は、青年海外協力隊の短期派遣として再度ニジェールに赴任。その後は、NPO法人や公益法人に勤務しながら、通信制の大学や大学院に通い経験を積んでいきました。直近のキャリアでは、JICAモロッコ事務所に企画調査員として3年4ヶ月間勤務されていたとのことでした。本年2月からはJICA本部にて専門嘱託職員として勤務するそうです。

Mさんは、卒業後の進路として青年海外協力隊を希望する学生に、青年海外協力隊に必要な素養を伝えていました。また、国際協力を仕事にするための切り口は様々あり、「どのような選択肢があるかを探すこと」と「自身の目標に向かうためのビジョンを持つこと」の重要性を学生に伝えていました。

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次にTさんがお話しされました。本校卒業後、農業の道に入りましたが、それに飽き足らず、大学に進学され、さらには米国留学も果たしました。卒業後は海外でバリバリ働きましたが、やはり農業の魅力が忘れられず、現在は、首都圏で農業をされているそうです。

独立をして大変だったこととして、農作物の「販路開拓」を挙げていました。スーパーやレストラン、あるいは個人が、販路としてあるのですが、結局Tさんは、個人をターゲットに、高付加価値の作物を生産して販売することに落ち着いたそうです。その際に、どうやって「ブランド化するか」が重要であると、語っていました。

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また、親の農地を継いだわけでもないので、土地、カネ、機械がなくて困るが、周囲の人々の情に訴えることによって、機械を貸してもらったり、譲ってもらうこともあるそうです。ある程度軌道に乗ってきた現在では、自分のような「弱者の農業」を行っている人を支援したいと語っていました。

MさんやTさんのような、先輩たちの話しを聞く事は、学生たちにとって、どこか親近感を覚えるのか、真剣に話しを聞いていました。

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